平成25年 社内研修旅行

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代表取締役:冨士岡 崇


6月14日(金)から16日(日)までの期間、
社内研修旅行として、東北方面へ行ってまいりました。

 

 当初旅行先として、様々な選択肢がありました。
 沖縄、東京、北海道・添或いは東南アジア方面。

 

 
 
 



去る2011年3月11日午後2時46分、東北大震災が発生。
その後の巨大津波で、特に東北地方は大災害が起こりました。
テレビの映像で見たとき、‘とんでもないことが起こっている’と、
正直、率直にまず思ったことは‘山口県は…俺達は大丈夫だろうか!?’と。
連日連夜、被害状況の映像がテレビで流され、ラジオで聞こえてきました。
 

あれから2年が経過した2013年3月11日、会社の朝礼で黙祷を捧げました。
しかし、同じ日本でも西日本に住んでいる私には、どこか遠い世界の話に思え…。
そしてこの度、東北地方に行ってみよう!とその思いが止まらなくなりました。
同じ日本で悲劇に見舞われた、千年に一度といわれる災害を、もっと身近に感じるために。
 
 
 
 
 福岡空港から飛び立ち、約2時間で仙台空港に到着。
 
 
 

 この空港もやはり、冠水した場所でした。
 
 
 
  
バスに乗り込み、被災地である石巻市に向かいました。
市内に入り、現地のボランティアガイドと合流し、視察させていただきました。
駅周辺の道路や町並みは、被害があったんだろうかと思わせる程、復旧していました。
震災当時の写真を見ると、やはりそこはかなりの被災地。
道路が冠水し、車がプカプカ浮き、歩道橋は崩れ、電柱や木々はなぎ倒され…
「ここの交差点も一年前はガレキの山で、この先へは行けなかったんですよ」と
ガイドさんがつぶやくように話していました。

 
  
バスは日和山から港方面へと進み、缶詰工場跡地や魚市場を廻りました。
産業の基盤を失われ、復旧、再開はまだまだ時間がかかりそうでした。
 
 
 
バスは石巻市立門脇小学校前で停車しました。
地震、津波、さらには火災と次々に被害に見舞われた小学校です。
     
  
 
校庭に避難した車が津波に流されてぶつかり合い、ガソリンに引火したことが火災の原因。
自然鎮火するまでに、一週間を要したそうです。
校舎の右半分と3階部分が黒焦げになったままでした。
その小学校前には、南浜町の住宅街がありました。…あったそうです。
今は何も無く大きな更地…。津波により住宅や車が押し流され、跡形も無くなったそうです。
 
遠くに見える半壊した石巻市立病院は、解体作業を行っていました。
 
  
 
 
 
石巻市は死者、行方不明者が3千人を超す、自治体としては最大の被災地に当たります。
被災地視察で現地の生の声をいろいろ聞くことができました。
テレビの映像では映せない程の悲惨な状況がそこにあったそうです。
とてつもなく大きな黒い物が海の方から迫ってきたそうです。
一瞬で街が無くなりました。そして、家族が、親戚が、友達が・・・寒い時期だったそうです。
津波にのまれ、水の中で苦しい思いのまま命を失った人、また、
建物や何かの下敷きになり自力で脱出できず、悔しい思いのまま命を失った人、
家族を失い家も職も何もかも失い、途方に暮れて自ら命を失った人・・・。
みんな最期に何を思い、何を思い出したんでしょう。
 
  

いろいろ想像し、考えさせられ、胸が熱くなりました。
自然災害の恐ろしさ命の大切さを、改めて感じることができました。
被災地は今もなお、仮設住宅や不自由な生活を余儀なくされている方、
家族や職を失い再出発が出来ない方がたくさんいらっしゃいます。
当たり前に過ぎていく毎日の生活・・・帰る場所があり、家族があり、友達があり、
仕事があり、食べるものがあり、電気があり、水があり・・・そして何より、明日がある。
何気ない日常生活が送れるって素晴らしく幸せなことなんだ!
こういう思いを抱かせてもらったこの度の研修旅行は、とても有意義なものになりました。
 
最終日にバスガイドさんが最後のお礼として、こう述べられました。
「この度は数ある旅行先の中から、ここ東北を選んでいただいて有難うございました。
今、東北は復興に向けて頑張っております。全国から観光や旅行をしていただき、
そうなれば、様々な観光地の雇用も維持でき、元気になれます。
復興募金も有難いですが、一番有難いのは
ここ東北でお土産の一つでも買っていただくことです。」
当初の私の思いと一致したことが何より嬉しく、
少しでも復興支援に繋がることができたのかなと思いました。
被災地復興にはまだまだ、かなりの時間がかかりそうです。
東北大震災から3年を迎える2014年3月11日。おそらくその日は、
今までより深い思いで、従業員一同黙祷を捧げることになるでしょう。
 
 
最後に心より『頑張ろうニッポン・頑張れ東北』
そしてもちろん、みんな頑張れ自分

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